メッカ殺人事件とは昭和28年7月に株の話しのもつれから博多 周さんが東京港区のバー「メッカ」の従業員の正田 昭とその共犯者の2人に惨殺されて、遺体をメッカの天井裏に隠された事件です。滴り落ちてきた天井裏の血から遺体が発見され、共犯者はすぐに逮捕されましたが、主犯の正田は犯行の翌日に平塚駅前で姿を消した後は、その行方は警察の全国への指名手配などの捜索にもかかわらずつかむことは出来ませんでした。
そして「被害者の家族は博多さんの四十九日を過ぎて分骨したある夜、一家三人、つまり母、妻、弟が被害者の夢を同時に見たのです。分骨を済ませて故人をしのんだために、その晩に夢を見たのでしょう、そして弟の見た夢では殺された兄が現れて『正田は京都にいる』と言ったそうです。そして遺族はこの夢を愛宕警察署に伝えたのですが。科学的捜査をモットーにする捜査本部が取り上げるはずがありませんでしたが、10月12日に密告によって夢の知らせのあった京都において殺人犯正田は逮捕されたのでした。」
この事件について心理学者の宮城音弥氏は「科学的捜査による捜査本部がこんな事を取り上げるはずはない」とのべ、夢などによるあやふやなものによって犯人の目星をつけたり犯罪捜査が行われたら捜査の客観性・信憑性が著しく破壊されてしまうからです。しかしこの夢の場合は断片的ながら夢が結果的に参考になつたのは確かです。
(夢にまつわる不思議な話し。不二龍彦著より)
![]()
| 夢占いについて | 古典の夢シリーズ | 犯罪と怪奇の夢シリーズ | 西洋の夢シリーズ |
| トップへ | 地象 | 人象 | 動物 | 植物 | 雑象 | 夢占い |
|
|||
|
|