独言倶楽部

昭和54年 夏
来年は高校受験だ!ちゅうのに毎日ゲーセンに行ってインベーダーばかりやっていました。マジで勉強が好きなヤツの気が知れない頃でした。
神奈川県の場合、高校進学時 そんなに勉強はしないのです。というのは中2のときに行われる「アチーブメント・テスト」によって偏差値が出て、この時点でどの高校にへ進学できるかが、ほぼ決まってしまうというシステムになっていました。
今はどうかは、知らないけども。(現在は廃止されていて、無いそうです)

毎年、各科の問題は同じ傾向の問題が出ると言うことで、本屋で昨年、それまた昨年の実際に使用された問題を購入し めずらしく勉強など、しようかと思ったのも3日坊主で「なんとかなるさ!」と 開き直り 再びインベーダーをやっちゃいました。

アチーブの科目は「国語」「数学」「理科」「社会」「英語」 そして「美術」「体育」「技術家庭」「音楽」の合計9教科。
1科目50点満点。合計450点で評価されます。
試験は2日間にわたって行われ、その間のほかの学年生徒は学校からシメ出され、校内写生大会などが行われ、試験をしている2年生の邪魔にならないようにされました。
神奈川ローカルのUHF42チャンネルでは 実施された日の夜に「解答速報」となる番組が放送されて、さっそく自己採点できるようになっておりました。
・・・
で、おいらはと申しますと、合計300点は行っていたのだろうか?(笑)これにより神奈川県内の受験者の偏差値が算出されて、この時点で高校進学の80%が決定してしまったと言っても過言ではありませんでした。(多分)
まぁ、普通高校は無理をしなければ進学できないだろうと、自分で決めてしまって、・・・かと言って私立高校に進学できるほど、我が家は裕福ではなかったもので、母とは「夜学に通って、昼間は働くかな?」と真剣に相談したものです。 

それで進路相談のときに無理して普通高校に行ってビリになるより、工業系の高校に行ってがんばれば?(注=決して工業高校をバカにしているわけではない)という安易な進学指導の先生の言葉を鵜呑みにした私は 簡単に志望高校を早々に決定したのでありました。

その数年後 違うクラスの担任の先生とお話をする機会がありまして、そのときに聞いたのですが「お前 どうして工業に行ったの?」と言われ
それまでの経歴を話をしたら
「あの先生。100%確実の進学しか進めないからなぁ・・・(笑)お前だったら 普通高校に行けたかも知れなかったのにね」
・・・今ごろそんな話をするなよなぁ。と思いました。


…ということもあり 中学3年生の頃は 結構のびのび過ごした記憶がある。おかげで高校に入学すると苦労することになるのだが、これはまた別に機会に…

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