独言倶楽部

昔、その昔に 日曜日夜の7:30 フジテレビ系列で「カルピス名作劇場」がありました。
その中で「フランダースの犬」は今だにもって名作だ!と言う他にない!と私は思っています。

話の前半は主人公の「ネロ」(正確には”ネルロ”なのだよ。知っていましたか?)と「アロア」との純粋な話で進んで行きます。
しかし ネロのおじいさんが病から倒れ、そして亡くなってしまうところから悲劇が始まります。
ネロはコンクールに出品する作品を多忙の中で、まわりの理解のある仲間達の手助けもあって、仕上げて行きます。
亡くなってしまったおじいさんを白いキャンバスに描いて行きます。
ところが事件が起こります。
村の重要な役目を果たしている風車が、火災を起こし、全焼してしまいます。原因は油切れからの摩擦による出火なのですが、どういうわけか、ネロが犯人にされてしまいます。そのせいで仕事である牛乳を街まで運ぶ仕事までなくなってしまいます。しかし、ネロはコンクールに出品する作品を仕上げて行きます。
このときにブラウン菅の前の良い子は「きっとネロはコンクールで1等賞を取って 幸せになる!」だったはずです。幼き子供の心の中にはそういうストーリーが完璧にできあがっていたはずです。そうでなければ、あまりにもネロがかわいそうです。
しかし!コンクールでネロノ作品は1等賞を取れなかったのです。

さて ここからはテレビで「感動の最終回」という志向の特番で必ずと言っていいほど「フランダースの犬」は取り上げられます。
その度に私は泣いてしまうのです。
どうなんですかね?歳を取ると涙腺がゆるくなるというのは本当なんですかね?「フランダースの犬」のラストだけは今でもボロボロ泣いちゃいます。

コンクールが最後のたのみだったネロの夢は大きく崩れ去った。お金もない。食べ物も無い。外は寒い冬。
やがてネロの住む村にも大雪が降ります。
街をトボトボ歩くネロ。なす術もない状態。
たどり着いたのがスーベンスの絵が飾ってる教会(?)普段はカーテンが掛かっており、見ることができなかった。
ネロは力尽きて教会の床に座り込んでしまい、動くこともできなくなってしまう。そこへパトラッシュが駆け寄ってくる。
風が吹き、絵を覆っていたカーテンがめくれて、初めてネロはルーベンスの絵を見ることができる。絵を見て感動するネロ。寄り添うパトラッシュ。

「パトラッシュ・・・僕は疲れたよ・・・」

そう言い残しネロは天に召されて行く。

このときのブラウン菅の前の良い子はどう、感じたのだろう?これが期待したラストなのだろうか?
原作がこうなのだからしかたがないが、本当にネロがかわいそうだった。

なぜにこんなコーナーを設けたかと言うと、別に意味はない。
ん〜・・・
最近、こういう名作が少なくなりましたね。

しかし最近、涙もろくて困ってしまいます(笑)

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