独言倶楽部

私が小学校の頃 テレビで「走れK-100」という子供向け番組が放送されていました。
ストーリーは 場所は、「鹿児島」…。スクラップ寸前状態だった小型機関車の「K−100」(昔は、炭坑の小型機関車として活躍…)を間一髪!救い出した〜何事にも負けず嫌いな少年の「末永 隆」(「ハナ肇」さん演ずる親父のせがれ…)は、小型機関車「K-100」の元運転手で、北海道の夕張に住む「北川久作」と言う老人(「隆」の元へ手紙が届いて、初代運転手だったと言う事が判った?…)に、もう一度「K-100」の勇姿を見せたいが為に、「K-100」の車輪をゴムタイヤにして、一般道路や水上でも走る事(浮きながら進む?…)が出来る水陸両用車に改造(実際にロケで使用された「K-100」の実車はアメリカ製6輪駆動の水陸両用車『アンフィ・キャットバギー』に「K-100」のボディをそのまま〜載せて、撮影用に2台制作されておりました…)したのだが?…運悪く「隆」少年が足にケガをしてしまった為に、運転手を「伊賀山紋太」(演・「大野しげひさ」…『シャチハタネーム』のCMや『びっくり日本新記録』の司会)と言う鹿児島生まれで冒険好きの九州男児の板前に「K−100」の陸送を託し、北海道の元「K-100」運転手のおじいちゃんの元へ「K-100」を帰すべく、鹿児島から北海道へと言う長い旅に「ケー100」と共に出発する日本全国縦断漫遊物語でありました!。

♪きぃ〜てきぃ ピポピポ〜 なぁらしてぇ〜♪とにしきのあきらが歌うオープニングが好きで、毎週見ていた覚えがあります。
機械に「意思」がある・・・ということで機械なのに、生き物のような感覚でこの「K-100」に愛着のようなものを感じていました。
夢があった作品だったのではないでしょうか?
番組は九州をスタート。毎週日本のどこかでロケを行い、その間にいろいろなエピソードが生まれ、内容は決して子供向けではなく、妨害をする者。K-100を利用して、金儲けを企む者。k−100だけを追っかけて写真を撮影する女性カメラマン。主人公の恋人?も一緒に陳道中を共にする・・・と言った人情物の作品だったような気がします。
記憶では「神奈川」は素通りされた様な気がしますが、どうでしたっけ?
半年の約束で「K-100」は放送されました。無事に北海道のおじいさんの所に届けられました。
ところが北海道の炭坑で事故が発生。良く覚えていないのですが、K-100は、ダイナマイトを持って炭坑へ無人で突入して行くのです。
冒頭で説明しましたように、この機関車K-100は自分の意思で無人で動くと言う、機関車なんです。当時小学生だった私は炭坑に突入して行くK-100を見てボロボロ泣いたような気がします。ガキの頃の私、テレビを見て泣いたのは、このK-100と、ハクション大魔王の最終回。それと「フランダースの犬」の3作でしょうか?
話を戻して、炭坑の奥から聞こえる大爆発音!誰もがK-100は粉々になったと思ったでしょう?ところがK-100は満身創痍にもなりながらボロボロの車体を引きずって、戻ってくるんです。子供心ながら 感動の涙を流したことも覚えています。一緒に見ていた母、妹ともに3人でボロボロ泣きました。
さて この番組はこれで最終回(当初はこれで終わる予定でした)だったのですが 視聴率が良かったので、放送延長が決まったのです。
それで 「沖縄」が日本に返還された時期でもあり、また沖縄には機関車が無いと言う沖縄の子供たちの強い希望があり、K-100は一路 沖縄へ向け出発することになったんです。それでも「神奈川」はやはりパスされました。(笑)
番組はさらに半年延長され、本当の最終回を迎えます。
沖縄で歓迎されるK-100。
主人公のモンタさんは、沖縄の生活に憧れ、この地に住みたいと思うようになる。その旨をK-100に伝えると、K-100はモンタさんの静止を降り切り、自らの意思で動き出したかと思うと、海に進み出した。
戻って来いと叫ぶモンタさんと沖縄の子供達。
しかしK-100は、夕日に向かって水平線彼方まで 進んで行く・・・
夕日に向かうK-100の姿は今でも忘れられません。
こうして人気番組の「走れK-100」は惜しまれつつ 放送を終了しました。

その後、数回 再放送されたのですが、この20年近くは再放送されていません。
地上波の再放送が無理ならば、衛星か 何かで再放送されないかな?

蒸気機関のK-100ではありましたが、やはり調査の結果ガソリンで動く自動車でした。
今思うと あの頃だからロケができたのでしょうね。今だったらK-100のフロントにナンバープレートを付けないと 公道を走れませんから。余談だけど「仮面ライダー」最近の作品は変身した後の(つまり仮面ライダーになった状態)オートバイの運転のロケは、仮面が実用のヘルメット仕様になっているそうです。

こういう良心的な番組が最近は少なくなりました。少なからず このK-100に影響されて(良い意味でのネ)いると思います。
最近のガキはとにかく夢がないからねぇ?

今、再放送されたら 絶対に見たい番組です。



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