漫画家への道 その2

昭和60年
やっと書き上げた原稿を郵送し、結果を待つばかり・・・となった。
作品名「風の予言」 全25ページ。

まぁ、採用になれば集英社から 電話があるだろうと、思っていたら、なかったもので(笑)雑誌で発表になる前に 不採用はわかっておりました。そんなに甘くはない世界です。
集英社の場合、返信用の封筒を入れておくと、原稿を返却してくれると同時に 批評が同封されるシステムになっておりました。
そんな訳で 第二次選考止まり・・・が処女作の結果です。
原稿は紛失してしまっているので、掲示してある原稿は 私自身が「没」にしたものを使用しています。
今回のゲスト審査員は「響子」「海のあいつ」などが代表作の塩森恵子先生。私、先生のファンでしたので、ソレに間に合うように書き上げた記憶があります。

ストーリーは
オートバイに夢中になっているボーイフレンドに「オートバイの魅力は?」と聞くが、教えてくれない。
そのうちに魅力を知りたくて、先輩のオートバイに黙って乗せてもらうが・・・。
登場人物の女の子に「ユキ」という名前を使いました。別に意味はあるのですが、(笑)聞かないで下さい。













ちなみに塩森先生の評価は下記の通り。



オートバイはさすがに良く描けています。でも、これだけ描きたかったという感じですね。ストーリーはエピソードらしいエピソードもなく、会話だけで終わっています。その会話も不必要なセリフが多く、もたついた印象があります。セリフだけではなく、エピソードで話を進めたほうが、人物の気持ちもよく出てきます。行き付けの喫茶店を重視しすぎたのではないでしょうか?
学校であるとか、家とか、行動範囲は大きいと思いますし、いろいろ動かした方がエピソードは作りやすいと思います。
ユキの先輩も、もう少しキャラクターをハッキリさせて、ユキの心を乱した方が、良かったのではないでしょうか?
絵はまるっきり少年漫画なので、少女漫画に投稿して来るには、かなりのハンデを背負ってしまいます。一度、少年誌に批評してもらってはどうでしょうか?
ともあれ、人物を描く事に力を入れることは必要です。デッサンの狂いも目に付きますし、デッサン、クロッキー等の勉強をしてみてください。
                                                塩森




さすがにプロだ。(笑)その通り!
当時、少年誌で「バリバリ伝説」が流行っていて、下手にバイクをデフォルメすると、読者がうるさかったので(笑)バイクは・・・バイクだけは一生懸命に描きました。(笑)
この時期に流行っていたバイク漫画は「バリバリ伝説」「ふたり鷹」
少女漫画にも月刊少女フレンドに「横浜フラッシュ」がありました。

バイク漫画はとりあえず、やめて、第二作目の構想に入りますが、
ソレに付いては、また別の機会に。


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