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チキチキ「第1回 ファミリアのボンネットに触ってすぐに逃げ帰る」マラソン大会
それはいきなり始まった。
よぉ〜いドン!
3人のランナーは普段着のまま 走り出した。時刻は夕方…場所は今井荘(笑)実況もいなければ、中継車も当然ない!仕方がないので 出走馬の紹介を。
1枠1番「天体望遠鏡号」牡馬 橙紅茶厩舎
2枠2番「ストレートハンドル号」牡馬 橙紅茶厩舎
3枠3番「オバQ号」牡馬 紅厩舎
4枠4番「すけべぇ号」牡馬 橙紅茶厩舎(出走取り消し)
以上3等立てのこのレース。(マラソンだっちゅ〜の)
今井荘の特設スタート広場から まず県道に向かい短い直線。そこで左にカーブして 緩やかな下り坂。3人は軽やかな足取りで走り去って行く。その緩やかな坂が終わったところが県道。そこを道なりに右へカーブ。するとその先は大きな交差点。角には自動車のディーラーがある。公式のマラソンではないから、交通規制もやっていない。だから信号待ち。F1で言えばイエローフラッグ状態と言うべきか。スタートを仕切り直しって感じ。歩行者専用信号がグリーンになったとき まさにそれはF1のスタートを思わせる雰囲気。(笑)しかし3枠「オバQ」調教不足か すでにいっぱいの模様。1枠2枠の2頭がトップグループとなる。信号を渡ると、しばらくは直線が続く。林の中の道であります。その林を抜けると右に曲がり 少しの上り坂。そう、心臓破りの坂とも言えよう。しかし3枠の「オバQ」はもう、歩いていた(笑)「オバQ号」がその心臓破りの坂に差し掛かったとき 1枠2枠の両馬は、すでに中間位置のファミリアにタッチした模様で 復路に突入していたのでありました。3枠「オバQ号」すでにレースを放棄しています。まったくやる気ない状態炸裂。坂をのんびり登り 後は平坦な道が続きます。すると 向こうに中間地点が見えてきました。中間地点。「宇宙戦艦ヤマト」で言えば「バラン星」ひょっとしてドメル艦隊が七色星団で待ち受けているかもしれません。「ふふふ…これが最後の決め手だよ。ゲール君」と言うドメル司令=ズォーダ大帝の声が耳に聞こえたような気がしました。などとくだらないことを考えていたところ ファミリアです。(笑)おまけに赤い。ボンネットに触れるとまだ、暖かい…。忠臣蔵で言う「吉良はさっきまでこの布団にいた!」という47志の希望に似た感情が「オバQ号」に走る。3枠「オバQ号」は中間地点でターンし そのままテクテク今井荘に向かう復路を歩き始めました。タイムオーバーは決定的。
…20年前の 暇つぶしの話でありました。
めでたし。
めでたし。
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