独言倶楽部

昔、ファンだった(笑)桜田淳子の歌で「私の初恋 いつでもさわやか」という歌詞があります。このニュアンスだと何回も初恋をしても さわやか…という意味なのだろうか?初めての恋なのだから、「初恋」だと思うのだが、…というわけでここでは私の初恋の話なんかします。いや、待て。
主旨を変更して「中学生時代に好きだった人」にします。いいじゃないか!独言なんだから。(笑)
誰にしようか(笑)
一番好きだったのは、「由美」ちゃん(仮名)だったかな。そうしよう。
え〜…由美ちゃん。実は私の血のつながらない親戚の同い年の女の子。幼稚園は一緒で、毎日遊びました。

幼稚園の通園バスを待つ幼児2人。男の子と、女の子。その女の子の方が、泣いています。「幼稚園に「行きたくな〜い」…って。
その横でヘラヘラ笑う男の子。「由美ちゃん、バスが来たよ。乗ろうヨ」…

小学校に入るとクラスが別々になったことと、やはりマセてきやがりますので、ちょっと距離を置くようになった気がします。
小学校5,6年になると 同じクラスになりました。でも、昔のように気さくにおしゃべりはできません。
先生の趣向で、クラスの中に5〜6人の班を作らされました。
グループという呼び方をしていたものです。ある周期をもって、グループのメンバーは変わるのですが、彼女と同じグループになったのは1回だけだったような気がします。その同じグループになったとき。給食の時間でしたか。私のくだらないギャグに敏感に反応して笑ってくれた由美ちゃんでした。なんか久しぶりに会話をした気がしました。笑顔が昔の由美ちゃんだった。
小学校を卒業し、中学も同じ学校でしたが、1度も同じクラスになることはありませんでした。ちなみに由美ちゃんには1コ上のお姉さんがいまして、どちらかと言えば、お姉さんと仲が良かったりしてね(笑)
それは同じブラスバンド部ということだったからだと思います。由美ちゃんは陸上部。太目の割には足が速かったようです。
そして卒業式。
最後に彼女の顔が見たくて、由美ちゃんのいるクラスへ向かいました。教室の後ろのドアの窓から、由美ちゃんを見ました。大粒の涙を流していました。

人生で最大のショックだったのが、高校生のときに茅ヶ崎駅前で腕を組みながら私の知らない男と歩いている由美ちゃんを見てしまったときです。(笑)
まぁ、よくある話と、言ってしまえばそれまででありますが…



時は流れ、私が成人式も終え21歳になった春。
小学校のクラス会を開催する運びとなり、幹事を私が務めました。由美ちゃんも出席となりました。
酒の席のとき。
由美ちゃんの横に割り込み成功。


「久しぶりだね」

「…そうだね。」

「今度、結婚するんだってね。おめでとう」

「ありがとう」

彼女は続けて

「…昔 幼稚園に行きたくないって…泣いているときに いつもそばにいてくれていたでしょう?
あの頃は 王子様のように想っていたんだよ…。」


それから2年後。とある結婚式場にて。
由美ちゃんの純白のドレス姿の前に私はいました。来賓として。
とてもきれいな由美ちゃんでした。
さっき、控え室で由美ちゃんにこんなことを言って泣かせちゃいました。

「僕の役目は終わったね。幸せになってね。」


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