KIMI


君を膝の上に乗せると 汗のにおいがした

もう9月も半ばだったけれど まだまだ暑かった

 

部屋には まだ扇風機が回っていた

それでも 君は外に出ると 汗をかいて遊んだ

 

君は僕の手を引いて 僕に甘えた

もう一人で出来るくせに 我侭を言って 僕に甘えた

 

君は甘えるのが上手だった

三人キョウダイの末っ子だからか

君は甘えるのが上手だった

 

僕を独り占めするかのように 僕の膝に乗る

 

君を膝の上に乗せると 太陽のにおいがした

 

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