対象によく使われる言葉の意味
・存在
認識できるもの。五感で知覚できるとは限りません。
存在を対象にできる能力は基本的に強力になります。
例:人間、人間の死体、幽霊、犬、カブトムシ、ミミズ、木、キノコ、ガラスコップ、鉄釘、水、穴、感情
・概念
言葉で表現できるもの。存在とほとんど変わりません。
大抵の場合、物体ではない存在を対象とする能力に使われます。
例:人間、人間の死体、幽霊、犬、カブトムシ、ミミズ、木、キノコ、ガラスコップ、鉄釘、水、穴、感情
・物体(物質、もの)
長さ、幅、高さを持って空間を満たしているもの。
物質と物体が併記されている場合、物質は材質を指すことが多いです。
例えばガラスのコップは物体としてはコップ、物質としてはガラスです。
例:人間、人間の死体、犬、カブトムシ、ミミズ、木、キノコ、ガラスコップ、鉄釘、水
・有機物
生物に由来する炭素化合物。また、生物に由来しなくても、それらを模して化学合成された炭素化合物も含みます。
充分な高温と酸素によって燃焼し、二酸化炭素などになります。
例:人間、人間の死体、犬、カブトムシ、ミミズ、木、キノコ
・無機物
有機物以外の化合物。
炭素が含まれていても、二酸化炭素と一酸化炭素は無機物とされています。
例:ガラスコップ、鉄釘、水
・金属
固体にすると金属光沢、展性、延性を持ち、電気と熱の伝導性が高い物質。非金属との境界は曖昧です。
金属だからといって必ず硬かったり磁石にくっついたりするわけではありません。また液体金属も存在します。
血液を、鉄を含むから金属の一種だと思っている人がいるようですが、「金属原子」(単体で金属となる原子)と「金属」は別であり、
血液は「単独の鉄原子」を含んでいるだけで、非金属です。
例:鉄釘
・生物(者)
増殖の本能を持つ物体。
一般に栄養代謝、運動または生長の現象を起こします。
例:人間、犬、カブトムシ、ミミズ、木、キノコ
・動物
動物界に分類される、運動と感覚の機能を持つ生物。
精神に作用する能力の対象は、基本的に動物になります。
また、マン・イン・ザ・ミラーの例から、衣服や所持品を動物の一部と考えることもできます。
例:人間、犬、カブトムシ、ミミズ
・虫
ヒト、獣、鳥、魚、貝以外の小動物の総称。
例:カブトムシ、ミミズ
・昆虫
体が頭胸腹の3部に分かれ、頭部に触覚と複眼を持ち、胸部に3対の脚と2対の翅を持つ虫。
脚や翅が退化して少なくなっていても昆虫に含まれます。
例:カブトムシ
・植物
植物界に分類される、根と葉緑体を持つ生物。
スタンドの説明文では、特記されていなければ菌類(運動能力と葉緑体を持たず、他の有機物から養分を吸収する生物)を含むことが多いです。
例:木、キノコ(ただし菌類は除く場合もある)
・無生物(物)
生物以外の物体。
強力な破壊を伴う能力の場合、無生物のみの制限でバランスを取れます。
例:人間の死体、ガラスコップ、鉄釘、水
「物体」を無生物、「動物」を人間以外、「虫」を昆虫のみ、「動物」に昆虫を含まない、などと間違って覚えている人が多いようです。
固体、液体、気体という言葉にも注意しておいた方がいいでしょう。

超臨界流体を対象とする能力は少ないでしょうが、ガラスには注意が必要です。
暗黙の了解として「液体と気体には効かない」と表記した場合はガラスを除くことが多いですが、
厳密には「流動体には効かない」の方が妥当な場合が多いと考えられます。
「煙」「霧」が気体ではない(煙は「固体、液体、気体の混合物」、霧は通常「液体」)事も覚えておくとよいでしょう。
気体は基本的に見えないのが特徴です(例外はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素、二酸化窒素、二酸化塩素、オゾンなどごく少数のみ)。
また、「液体には効かない」と明記した場合でも、固体の一部としての液体に対しては効く場合があります。
例:クレイジーダイヤモンドは液体は治せないが、人間という固体を治すことによって、その一部である血液も含めて治る。