SRX250F Trouble

 

1997年にCBX250RSの代替マシンとして購入した1985年モデルのトラブルの履歴です
SRX250Fは,前オーナーによって友人の経営するバイクショップでオーバーホールされ,その後同ショップの紹介で購入することになった。
購入以来,ノントラブル(転倒+劣化によるサイドカバーの交換程度)

2000/10/09 スロットワイヤー切断! 
日帰りツーリングで往復200Km程度の距離を走り,帰路の途中突然スロットワイヤーが切れるというトラブルに見舞われる。

スロットルワイヤーは滅多に切れることのない部分だが,油切れによる劣化(錆)による切断はあるらしい。
しかし,今回の場合はワイヤーのスロットル側のコマの部分からきれいに切れているのだ。
このような状態は,何らかのメンテのためにスロットワイヤーを外す際に,基本通りの外し方ではなく簡易的なワイヤーの外し方をしたのが原因だった。
強制開閉式のスロットルワイヤーを外すためには,キャブ側から外す必要があるが,作業が大変面倒なため,大半のバイクショップではスロットル側のワイヤー先端のコマの部分をラジペンで90°に曲げ無理矢理に外してしまうらしい。これでやると作業が大幅に短縮されるためだ。
しかし,これはやった直後は問題なくても,ワイヤーにストレスを残すため,数カ月から数年後には切れる可能性が高いのである。
今回,SRXのスロットワイヤー切断の原因はこのためだったらしい。外したワイヤーには錆はほとんどなかった。
購入したショップではこのような作業はしないため,前オーナーもしくは他のショップで行われたようだ。

今回の経験を通じ,スロットワイヤーの切れる可能性の大半はメンテにも起因することを知り,しかも大半のショップで通常的に行われているので,注意して欲しい。(効率優先と,その場しのぎのショップが多い!)

このようなトラップを仕掛けるショップユーザーのためのスロットワイヤー切断時の走行テクニックを紹介します。

スロットルワイヤー切断時の走行方法 
今回トラブル発生時に購入店に連絡すると搬送用トラックメンテ中でバイクを回収に行けないと言われ,自走を余儀なくされた。
走行方法は,アイドリングを上げて低速で走行する方法だったが,これで走行すると,車の流れに乗れないため,危険性がある。
アイドリングは5,000〜6,000rpmでもクラッチをつなぐと2,000〜3,000回転まで下がり,加速ができない。そこで,1速で発進したら左手でキャブ側のスロットルワイヤーがつながれているプーリーを手で押し,キャブを開ける方法です。
その後はノークラッチでシフトアップして流れに乗るのです。
ポイントは,いかに早くキャブ側のプーリーに手が行くかです。もたもたしていると車が抜いていくので逆に怖い。
プーリーに手が行くと通常とほとんど遜色なく加速できます。(運転する格好はかっこいいとは言い難いですが...)
減速はシフトダウン後停止するときにエンジンストップさせる。(アイドリングが異常に高いのが我慢できれば止めなくても良いが...)
そして,発進直前にエンジンをかけ,半クラッチでまたエンジン回転が下がった状態で,あわててプーリーに手をかけるという方法です。
この方法で10数キロ走行しましたが,まあまあ,走れます。
信号停止後の右折は難しいので,エンジンを切って横断歩道を押して渡った方が無難だと思います。
万が一の場合には役に立つと思いますので頭の片隅にでも置いておいてください。

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